解決事例

常に約60件ある未収代金をなんとかしたい

年齢:30代 性別:女性 職業:経営者(ネット通販会社)
内容証明・交渉プラン

相談までの経緯・背景
ご相談者様の会社では、一般の消費者から会員を募集し、会員を対象としたネット通販を行っています。
食料品や日用品といった低額なものから、家電や家具といった高額なものまで、幅広く取り扱っています。

しかし、3000名を超える会員の中には、不景気のあおりを受けて、長期間代金の支払いをしない会員もいました。
未払いの会員に対し、電話や手紙などで督促を行っていましたが、一向に支払ってもらえない状態の未収代金の案件が常に60件程度あり、1件あたりの未収代金は10万円から100万円程度でした。

ご相談者様は、この未収代金について弁護士に債権回収を依頼しようと考え、知人の弁護士に相談しました。
しかし、「債権が少額なので、回収する債権額より弁護士費用の方が高くついてしまう。回収率もよくないし、事故だと思ってあきらめた方がいい」と言われてしまいます。

「少額債権だからと泣き寝入りするしかないのか」と思いながらネット検索していたご相談者様の目に留まったのが、Authense法律事務所でした。
未払いの状況をご相談いただいた結果、回収できる債権額と弁護士費用のバランスから依頼するメリットがあるとご判断いただき、債権回収をご依頼いただきました。

 

解決までの流れ
弁護士は、債権額等に応じてそれぞれ内容証明の発送、支払督促の手続を開始しました。
一部の会員に対しては、支払督促の申立てを裁判所に行いました。
内容証明の発送により、未収代金の4割の債権回収が成功しました。

内容証明を受け取っても支払いがない債務者に対しては、判決と同様の効力を持つ仮執行宣言付きの支払督促を伝達しました。
結果、慌てた債務者から連絡が入り、この時点で6割の債権回収に成功しました。

それでも支払いがない債務者に対しては、強制執行を視野に入れた弁護士による粘り強い交渉や、通常訴訟に移行した裁判が行われました。

 

結果・解決ポイント
最終的には未収代金の9割を回収することができました。
ご相談者様からも「満足のいく解決ができた」との評価をいただきました。

担当弁護士
Authense法律事務所
弁護士 
(東京弁護士会)
千葉大学法経学部法律学科卒業、上智大学法科大学院法学研究科修了。不動産法務、不動産法務と切り離せない相続を中心とした法律問題に取り組む。国内総合デベロッパー、大手証券会社、不動産協会からのセミナー・講演依頼も多く、不動産法務を基軸に積極的に活動している。

CONTACT

法律相談ご予約のお客様
弁護士へご相談可能な時間帯
平日:10:00~最終受付18:00 /
土日祝:10:00~最終受付17:00