セミナーの概要
企業規模を問わず、「法務部のあり方」はいま大きな転換期を迎えています。AIやDXの浸透、経済安全保障や人権といった新たなテーマ、さらには下請法をはじめとする法改正対応など、法務部門に求められる役割は急速に拡大しています。
こうした状況のもと、法務部門が効率的に業務を遂行し、戦略的な機能を発揮するためには、「リーガルオペレーションズ」やリーガルテックの導入を含めた体制構築が不可欠なテーマとなっています。
今回の「のぞき見となりの法務部」では、ネスレ日本株式会社 法務部長の美馬 耕平氏をゲストにお迎えしました。
エンジニアやマーケティングなど法務部以外の部署からの異動を積極的に受け入れ、多様なバックグラウンドを組み合わせることで従来の常識にとらわれない体制づくりを進めてきた背景や、AIの導入が進む現在から活用が常態化した将来まで、法務部門が果たすべき役割について語っていただきました。
モデレーターは、Authense法律事務所で法務アウトソーシングサービスを手がけ、数多くの企業法務部の体制構築に携わってきた西尾 公伸弁護士(第二東京弁護士会所属)。
両者の対談を通じて、法務部が「承認部門」から「経営を動かす部門」へと進化するための実践を深掘りし、これからの法務部の未来を明るく照らすヒントをお届けしました。
※ 収録内容は2025年10月時点の情報です。
セミナーの詳細
- ネスレ日本流・法務部の体制戦略
- AI時代における法務部の未来像
- 「承認部門」から「経営を動かす部門」へ
- 法務キャリアの軌跡と魅力
- 質疑応答