上野 友香

2020年12月入所。

新卒時はホテル業界にて、接客サービスに従事、その後販売促進・マーケティングを経験。Authenseでは、Marketing部にて、プレスリリース作成・配信、サイト内コンテンツの更新、公式SNSの運用、メディア取材対応など広報業務を中心に幅広く担当。

 

01:入所の経緯

 

Authenseに入る前は、どのような仕事をされていましたか?

 

前職はホテルで、新卒で入社し、最初はホテルのロビーラウンジに配属されました。ドリンクや食事の提供、会計業務などを行っていました。

ホテルで働きたいと思ったきっかけは、主に2つあります。1つ目は、幼いころからホテルに行く機会が多く、漠然と「ホテルで働きたい」と思っていたことです。2つ目は、大学の先輩がホテル業界に就職し、実際に働く姿を見てかっこいいと思ったことです。就職活動もホテル業界を中心に進めていました。ラウンジで約2年、接客やサービスを学び、その後、広報の部署に異動になり、広報やマーケティングの業務を担当しました。

 

以前からマーケティングに関する業務をやっていたわけではないのですね?
そしていきなりの異動ですか!

 

異動の話を聞いたときは驚きました。元々はベルスタッフやフロント業務をやりたかったので、現場経験も少ない中、いきなりバックオフィスへの異動は予想外でした。

自分から「広報をやりたい!」と言っていたわけではなく、異動1週間前に当時の上長から「来週から広報部に異動ね」と言われたのを今でもよく覚えています。

今だから思うこととしては、当時の人事の方が私の適性を見て、広報への異動を決めてくれたのではないかということです。広報の仕事は、社内外の関わる全ての人同士のつながりが大事なので、人と話したり、部門間での調整を図ったり、コミュニケーションを取ることが得意な私には向いている職種だと思っています。その適性を見極めて配属してくれた当時の人事や上層部の方々には感謝しています。

異動後は広報について必死に勉強しながら、6年間プレスリリースやメディア対応、SNSでの情報発信やホテルのインスタグラム立ち上げなどの業務を担当していました。

 

そのような中、どういった経緯でAuthenseに入ることを決めたのですか?

 

ワークライフバランスを見直したいと考え始めたことがきっかけです。ホテルは、土日祝日に多くお客様がいらっしゃる場所なので、暦通りのお休みではありません。当時、もっとマーケティングについて知識や経験を増やし、自分のスキルをもっと磨いていきたい、という思いもあり、転職活動を始めました。

転職するにあたっては、今までの経験を活かし、マーケティングや広報の仕事を続けることができ、かつプライベートの時間もしっかり確保できるような働き方が叶う職場を希望していました。当時Authenseがマーケティングに力を入れ始めていた時期で、Authenseの職場環境や業務内容をお伺いし、ここなら今までの経験を活かしてさらにスキルアップできるのではないかと感じ、入所を決めました。

 

確かにワークライフバランスは大事ですよね。

 

そうですね!ホテルは、ホテルにお客様がいらっしゃるので、リモートワークという働き方もなかなか難しい中、Authenseは積極的にリモートワークを推進していて、そこも私の中ではポイントでした。通勤の時間がない分、平日に家事の時間をつくることができたり、自分の趣味の時間も増やすことができるようになりました。仕事とプライベートのバランスをとることはとても大切だと思います!

 

02:仕事・やりがい

 

上野さんは、普段どのような仕事をされているのですか。

 

ホテル時代と同様に、プレスリリース作成・配信、公式サイト内のコンテンツのコラム更新、公式SNSの運用、メディアの取材対応などを行っています。

メディアの取材対応は、媒体により掲載の形や対応が異なりますが、テレビやラジオだと世の中で起きている事件や問題について「弁護士の解説が欲しい」とご相談いただくことが多いです。放送日の前日や当日にご相談いただくことが多く、オファーがあり次第すぐに対応できる弁護士がいるかどうか確認・調整を行い、ディレクターと弁護士をつないだり、出演時には弁護士のサポートやメディアとの関係を築くためにスタジオまで同行することもあります。

 

仕事でやりがいに感じるところはありますか。

 

Authenseや弁護士の認知度が上がってきたと感じたときにやりがいを感じますね!

特に「このコラムを拝見し、○○先生に取材をお願いしたい」とメディアから問い合わせをいただいたときが特に嬉しいです!最近では、世の中で話題になっている事件や問題について、弁護士の解説が欲しいとお声掛けいただいたくこともあり、マーケティングのメンバーや弁護士と取り組んできたことの効果がメディアからの取材という形で表れたときにやりがいに感じます。

これからもAuthenseの広報として、メディアと弁護士との懸け橋となり、Authenseの認知度の向上に努めていきたいと思っています。

そのほかに、私はSNSでの集客に興味があります。Authenseの公式SNSでセミナー開催についての情報を発信し、セミナーを申し込んでくださった方が、アンケートに「SNSでこのセミナーの案内を見た」の項目にチェックを入れてくれたのを知った時に、やりがいを感じます!

 

仕事で苦労を感じることはありますか。

 

前職のホテルだと、確認事項などは直接口頭でコミュニケーションを取りながら行っていたので、Authenseに入所し、所内での確認は基本的にチャットツールを使用し、文面での依頼ややりとりがメインのため、どういう文面で依頼や連絡をすればよいのか、コツを掴むまでが少し大変でした。弁護士の皆さんは、こちらの説明が長くなってしまっても、きちんと趣旨をお伝えすると理解してくださり、対応いただけるということが分かったため、少し説明が長くなってしまっても依頼内容の意図や目的などを詳しく説明するようにしています。

他には、法律事務所が発信する情報が今まで扱っていた内容と全く異なり、取扱分野の理解には今でも苦労しています。特に相続については、知らなかったことも多く、コラムや弁護士の取材記事を読みながら勉強しています。弁護士はいわゆる商材で、自社商品やサービスの理解は広報にとってはとても大切です。どの弁護士がどの分野に知見があるのか、その人のアピールポイントは何か、ということを理解するのと同時に、取り扱う分野についても理解していないと、メディア対応の際に聞かれたときに答えられず、確認する時間を設けることで余計に時間がかかってしまうこともあります。スムーズな対応と信頼関係の構築のために、自社商材への理解には日々時間をかけて取り組むようにしています。

 

 

 

03:働く仲間

 

Marketing部で働く皆さんについて教えてください。
 

Marketing部には、現在8名のメンバーがいます!それぞれ業務担当が大まかに分かれており、全体のディレクションを担当する方や、デジタルマーケティングやSEOを担当する方、ライターやデザイナーなど、プロフェッショナルが集まっていると感じます。それぞれ得意分野を業務として担当しているため、なにか困ったことがあれば、それぞれの経験を活かし、フォローし合いながら業務を行っています。

また、育休から復職された方や、フルリモートワークされている方など、それぞれ働き方が異なるため、毎朝オンラインで10分ほど確認事項を共有する時間を設けたり、週に1回は部内ミーティングを設定し、業務の進捗確認や情報共有を行い、コミュニケーションを取るようにしています。

毎日オンラインで、短時間でもコミュニケーションをとるようにしているので、ちょっとしたことも言いやすい雰囲気ができていると感じています。最近だと、それぞれの分野で配信しているコラムの表現を統一するためにどのように校正ルールをつくるべきか悩んでいたところ、ライターから「このサイトがオススメ!」とアドバイスをもらい、とても勉強になりました。日頃から皆さんと何気ないやり取りをしているので和気あいあいとした雰囲気の中で働くことができています。

 

上野さんは弁護士と一緒に仕事をする機会が多いですが、弁護士についてはどうですか?

 

弁護士との関係ができてきて、意外にもマーケティングに興味を持っている弁護士の方が多くいたことが嬉しい驚きでした。今では、定期的にサイトの閲覧数やWEB経由での来所数など、マーケティングで計測している数値を弁護士に共有したり、コラムの反応を弁護士にフィードバックするミーティングを月に一度開催しています。そのようにコミュニケーションを取り続けた結果、弁護士から「こういう相談があったけど、こういうプランを新しく作るのはどうか?」、「自分はこの分野の相談をとっていきたいが、どういうことをするとWEBからの問い合わせがくるのか」と、実際に弁護士の皆さんが経験されたことをもとに新たな提案をしてくださるようになりました。実際にプラン化できて、そのプランでの受注ができたとご報告をいただいたときは、とても嬉しかったです!

 

弁護士もだんだんとマーケティングを意識するようになってきたのですね!
他にAuthenseで働いてみて、気づいた点はありますか。

 

Authenseには、「依頼者や取引先からのお褒めのコメントを共有する」という文化があり、それがとても素敵だなと思っています。Authenseだと所内のチャットツールで、毎日のように「○○さんの、この対応がよかった」というご依頼者様のお褒めのお言葉が投稿されていて、他の所員もスタンプで反応しています。前職のホテルでも、お客様からのお褒めのお言葉はありましたが、全部署・全スタッフで情報共有をするのが難しかったので、全体に対し「この人のここがよかった」と発信できる場があること、お互いに褒め合う文化が根付いていることがとても素敵だと入所当時から感じています。だからこそ、プレスリリースを配信したときやメディアの出演や掲載があったときには、協力いただいた弁護士への感謝はもちろん、その時のエピソードやお褒めのお言葉も併せて所内通知をするように心がけています。

 

04:成長ストーリー

 

上野さんの今後の展望や想いについて教えてください。

 

私はずっと広報の業務に携わっており、自分の性格的にも広報の仕事が合っていると感じています。その一方で、先ほども少し話をしたSNSでの集客についても興味を持っています。どのようにSNSを活用すれば、もっと認知度を高められるのか、来所や受任につなげられるのか、法律事務所と相性のよいツールは何かなど、法律事務所のSNSマーケティングに挑戦したいと思っています。マーケティング部に、後輩が入ってきたため、後輩育成にも力を入れ、将来的には自身の広報業務を後輩と分担しつつ、SNSで集客できる仕組みをつくるための研究に本腰を入れたいと考えています。

 

 

05:応募者へのメッセージ

 

これからAuthenseにご応募いただく方に対し、何かメッセージがあればお願いいたします。

 

Authenseは、女性が働きやすい環境です。女性所員が多く在籍していることや、産休・育休をとり、育休明けに復帰して時短で働く所員も多いです。何かあったときでもチーム全員でフォローし合いながらカバーする、そういう雰囲気づくりにも力が入っている職場です。

そして、何かに挑戦したいことに対して寛容で、“まずはやってみよう”という文化がAuthenseにはあります。新しいことに挑戦し、成長したい方や、先陣を切って施策を実行していくことが好きな方にはピッタリな職場だと思いますので、チャレンジすることが好きな方にはオススメです!