インタビュー

保育園への送迎も、
宿題の付き合いも、
弁護士業も Authense法律事務所が
可能にした「どれもあきらめない」
という働き方

藤川 直史Tadashi Fujikawa
[ 76期 中途入所 / 大阪オフィス ] 企業法務
Profile
大阪弁護士会所属。大学卒業後、企業にて18年にわたり法務業務に従事し、グローバルな法務実務を通じて磨いた現場目線の課題解決力を強みとする。弁護士登録後は家事事件も多数取り扱う。リスクが伴う場面でも前向きな選択肢を提示することを心がけており、企業の法務機能を支え、事業活動を円滑に進める実践的なリーガルパートナーを目指している。
Intro
Intro

育児や家事といった家庭での時間を大切にしながら弁護士業務を続けているのが、藤川直史弁護士です。
民間企業の法務部門で約20年間を過ごした後、2023年12月に弁護士登録。
2025年4月にAuthense法律事務所に入所した藤川弁護士に、転職の経緯と日々の働き方についてお話を伺いました。

「磨けば磨くほど、助けられる人が増える」
法務部経験20年を経て、
弁護士になった理由

Q.1

Q.1
弁護士を目指したきっかけを教えてください。
民間企業の法務部門でのキャリアを経てのご転身ですね。

専門家として本当に困っている人に手を差し伸べられる、そこに、弁護士の仕事の大きなやりがいを感じていました。自分の知識や経験を磨けば磨くほど助けられる人が増えていく。そういう仕事に就きたいという思いが、弁護士を志した原点です。

長く企業の法務部門で仕事をしていたのですが、夜間ロースクールの存在を知ったことが、弁護士への道を歩む転機となりました。

Q.2

Q.2
弁護士登録後、どのような弁護士を目指していましたか。

依頼者の話をきちんと聞いて、その人が本当に困っていることを、表面だけでなく深いところまで理解し、力になれる弁護士でいたいと考えていました。

一般の方がご相談に来られる場合は、その人の人生がかかっている場面でお話を伺うことになります。目の前の問題を解決するだけでなく、その後に続く人生の道しるべになれるような存在を目指したい、そういうイメージを持っていました。

Q.3

Q.3
その姿勢の根底には、
司法修習中の経験があるとお聞きしました。

司法修習で配属させていただいた弁護士の先生から大きな影響を受けました。
法律的な相談に答えながら、依頼者ご本人だけでは気づきにくい課題や、問題解決のために向き合うべき点までをも指摘し、かつそれを、相手を刺激しない適切な表現でさりげなく伝える。そのあり方に感銘を受けました。「寄り添うだけじゃない」というところですね。

依頼者のお気持ちを受け止めることは大切ですが、それだけでは、問題の本質を十分に整理しきれず、依頼者は何も振り返りのないまま進んでしまうことがあります。依頼者と適切なバランスで向き合うことの大切さを、そのときに学びました。

「働き方を見直すきっかけになった」
弁護士業と育児を両立するための環境選び

Q.4

Q.4
Authense法律事務所に移る前、
転職を考えたきっかけを教えてください。

一言で言うと、働き方の面で調整が必要だと感じたことです。
私には小さい子どもが2人いるのですが、妻は仕事の関係で、月の半分ほど出張で家を空けることもあります。また、親の介護に関わる事情もあります。こういった事情から、夕方以降は子どものお迎えから食事・お風呂・寝かしつけと、一通りの家事・育児を私が担う場面が多くあります。

そこで、より長期的に力を発揮できる環境を整える必要があると考え、仕事と家庭を両立できる事務所を探し始めました。

Q.5

Q.5
Authense法律事務所を選んだ決め手は何でしたか。

柔軟な働き方ができることが大前提でした。その条件を満たす事務所を探す中でAuthense法律事務所と出会いました。

面接では合計5名の方とお話しする機会をいただきましたが、全員から「働き方については問題ない」とはっきり言っていただけました。人事の責任者にも丁寧に確認していただき、不安がほとんどない状態で入所を決めることができました。

加えて、Authense法律事務所が幅広い業務領域を持っていることも大きな魅力でした。私の得意とする企業法務の分野では「法務クラウド」というサービスを積極的に展開しています。一般民事や刑事事件はもちろん、海外案件やスポーツ法務も手掛けているという、いろいろな経験ができそうな事務所だと感じて、ここなら自分も成長できると思いました。

「弁護士の働き方は、
もっと柔軟にできる」
業務内容に応じた
働き方と、
Authense法律事務所が育む
多様な働き方

Q.6

Q.6
そもそも「弁護士の柔軟な働き方」は可能なのでしょうか。
裁判所への出頭など、物理的な移動が必要な仕事という
イメージがあります。

弁護士の業務内容によって、柔軟な働き方のしやすさは変わると思います。裁判を中心に活動する場合は、裁判所への出頭など、物理的な対応が必要になる場面もあります。

一方で、企業法務の領域では、以前からメールやオンライン会議などを活用した対応も多く、必ずしも常にオフィスにいる必要があるわけではありません。対面での対応が必要な場面もありますが、業務の内容や進め方によっては、柔軟な働き方を実現できる余地は十分にあると思います。

Q.7

Q.7
Authense法律事務所での働き方の実態はどうでしょうか。
入所して1年が経ちましたね。

入所前に聞いていた話と実態のギャップは、私自身は特にありません。
今は大阪オフィスを拠点としつつ、業務内容や家庭の予定に応じて、出勤とオンラインでの執務を組み合わせています。
自分の働き方が尊重されているという点で、思っていた通りです。

Q.8

Q.8
Authense法律事務所ならではと感じる部分はどこですか。

多様な弁護士を受け入れる土壌と、幅広い業務領域です。
私の今の働き方を含め、事務所が「どうやって一緒に仕事をするか」という方向で向き合ってくれています。また、Authense法律事務所を中核とするAuthense Professional Groupでは、税理士・弁理士・社会保険労務士・司法書士が同じグループにいますから、依頼者に対してワンストップで幅広い法的サポートができる体制も整っています。

法律問題が税務・労務・知財と複合的にからみ合う案件でも一か所で対応できることは、依頼者のことをきちんと考えている事務所だという証明だと思います。

「5分の隙間でも、仕事を前に進める」 
家庭と弁護士業を両立する、ある一日

Q.9

Q.9
Authense法律事務所に来てよかった
と感じる瞬間はどのようなときですか。

もちろん、仕事の面でもありますが、一番実感するのは家庭のことです。子どもたちが自然に頼ってくれたり、日々の変化を近くで感じられたりすることを実感しています。これは、子どもたちと一緒に過ごす時間を確保できているからだと思っています。働き方を整えることができたからこそ、子どもとの時間がきちんと持てている。それがAuthense法律事務所に来てよかったと感じる大きな理由のひとつです。

Q.10

Q.10
具体的に、どのような一日を過ごされているのでしょうか。

朝は6時半に起きます。上の子が早い時間に家を出るので、合わせて起きてご飯を作り、食べさせて、送り出します。その後は下の子を起こして、朝食や着替えや歯磨きなどを一通りして、保育園に連れて行って帰ってくると9時ごろになります。

日中はそこから仕事をして、夕方6時半には子どもを迎えに行き、ご飯を作って食べさせて、上の子の宿題を見て、お風呂に入って、寝かしつけるのが10時ごろです。
子どもと一緒に寝てしまうこともありますが、仕事が残っていれば起きてそこから続けます。育児や家事をしている中でも、5分手が空けば、その間にSlackやメールを確認して仕事を少しでも前に進める、そのくり返しで一日が動いています。

「企業法務も、研修も、家事事件も」 
Authense法律事務所
だから広がった、
弁護士としての仕事の幅

Q.11

Q.11
働き方だけでなく、仕事の面でも
Authense法律事務所に来て広がった部分はありますか。

大きくあります。特に、これまでの企業法務経験をそのまま活かせていることは、自分にとって非常に大きいです。

私は企業の法務部門で長く仕事をしてきましたので、契約審査や英文契約、社内相談への対応、事業部門とのコミュニケーションなど、企業法務の現場で求められる感覚は比較的よく理解しているつもりです。Authense法律事務所では、その経験を「法務クラウド」の業務で活かすことができています。

現在は、法務クラウドを通じて、約10社の企業法務を担当しています。外部の弁護士として一歩引いた立場から助言するというよりも、企業の法務部員の一員のような距離感で、日々の契約審査や法律相談に対応しています。これは、法務部員としての経験があるからこそできる仕事だと感じています。

Q.12

Q.12
企業法務以外にも、
仕事の幅は広がっていますか。

はい、所内の若手弁護士向けの研修を担当する機会もありますし、企業法務に関する外部セミナーを担当する機会もいただいています。これまで自分が実務の中で積み重ねてきた知識や経験を、改めて整理し、ほかの人に伝える仕事にも広げられていると感じています。

また、企業法務だけでなく、家事事件などの一般民事事件にも関わることができています。私は、もともと一般の方の人生に深く関わる事件にも取り組みたいという思いがありました。企業法務の経験を活かしながら、自分がやりたい分野にも挑戦できているという意味で、Authense法律事務所に来てから、弁護士としての幅が広がったと感じています。

Q.13

Q.13
「どれもあきらめない」という言葉は、
働き方だけでなく仕事面にも当てはまるのでしょうか。

そう思います。家庭との両立だけでなく、企業法務、英文契約、研修、セミナー、一般民事事件と、自分がこれまで積み重ねてきたものと、これから挑戦したいことの両方に取り組めています。

もちろん、すべてを完璧にこなせているという意味ではありません。ただ、Authense法律事務所には、個人の経験や強みを活かしながら、新しい仕事にも挑戦させてもらえる環境があります。だからこそ、私にとって「どれもあきらめない」という言葉は、家庭だけでなく、弁護士としての仕事のあり方にも重なる言葉だと感じています。

「環境を変えることを、恐れる必要はない」
転職を迷うすべての弁護士へ

Q.14

Q.14
どのような方に
入所していただきたいですか。

周囲への敬意を持って協働できる、人柄の良い方です。同じ方向を見られる人、ともに成長できる人と一緒に働きたいと思っています。「すべての依頼者に最良のサービスを」という理念に共感できる方であれば、きっと活躍できる場所だと思います。

Q.15

Q.15
Authense法律事務所で1年を過ごされた今、
「あなた×Authenseだから描ける続きを」という
キャッチコピーはどう響きますか。

Authense法律事務所は、多様な弁護士を受け入れられる土壌がある事務所です。私の今の働き方はまだ一般的ではないかもしれませんが、個人の事情として切り捨てるのではなく、「それでどうやって一緒に仕事をするか」という方向で向き合ってくれる事務所だと感じています。

子どもたちとも向き合いながら安心して仕事ができているのは、Authense法律事務所がそういう環境を整えてくれているからです。このキャッチコピーは、私自身にとっても実感の持てる言葉です。

Message
Message

最後に、事務所選びに迷っている
中途の弁護士に向けてメッセージをお願いします。

環境を変えることを、恐れる必要はないということをお伝えしたいです。変わることで失うものもあるかもしれないし、変わった当初は大変なこともあると思います。ただ、その大変さは自分の経験になりますし、変化から得られるものも必ずあります。トータルで考えれば、プラスになると思っています。転職したいと思うなら、思い切って動いてみることも悪くないのではないでしょうか。