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怒りの裏側にあるもの
私は、自分でも怒りっぽい方だなという自覚があります。
とんでもなく沸点が低く、瞬間的に怒り出すのですが、一方、その怒りは全く長続きせず、一瞬でさめ、怒っていたこと自体をすぐに忘れてしまうのです。
そして、最近は、少しずつ、怒りの反応をする機会を減らせているように思うし、仮にカッときても、その後の怒りとの向き合い方を学べているように思います。
怒りって、大きなエネルギーが動く気がしませんか?
自分の中で何が起きることでこんなにも大きなエネルギーが動いているのか、ということを都度考えてみると、そこからちょっとした発見があるように感じています。
ご相談をお受けしているとき、紛争の相手方、ご自身が置かれている現状に強い怒りの気持ちをあらわにする方がいらっしゃいます。
怒りを外に向けて表すかどうか、表すとしてどのように表すかということは、人によっていろいろだと思います。
でも、私は、こうして、弁護士の相談に際し、ご自身の感情を外に出していただくこと自体は、とてもありがたいことだと思っています。
もしかしたら、ここに来るまでの間は、だれに対しても、どこでも外に出すことができず、平気な顔をして職場や家族内で果たすべき役割を果たそうとされていたかもしれない方が、弁護士に対してお悩みを話す中で初めて素顔になって、感情をむき出しにご自身の気持ちを出すことができたのであれば、それ自体が、とても大きな一歩なのだと思っているのです。
そうやって感情を思い切り外に出すまで、ご自身が何を感じていたかすら気付けていなかったとおっしゃる方もいます。
自分が何に対して怒っていたかということがわかってきたら、次に、その怒りの感情ってどこから来ているのでしょうね、ということも考えてみるといいのかなと思います。
たとえば、「夫が家を出て行って、突然、弁護士名で離婚を求める書面が届いた」と憤慨している方の気持ちを探っていったとき、「自分たちの結婚生活について考えるというときに、自分で向き合おうとせずに弁護士という第三者を使おうとしていることが悲しい」という気持ちがあったり、「家を出て行った後、いつ戻ってきてもいいように、部屋を掃除したり、気まずい思いをせずにくつろげるように声をかけようと思っていたりしたのに、そんな気も知らずに離婚を切り出されたということが悲しい」という気持ちがあったり、「この先どうなってしまうのだろう」という言いようもない焦りがあったり。
そういう怒りの陰に隠れた思いを探り、その思いに自分で寄り添うこと、癒すための方法を考えてあげること。
それによって、最初に起きた怒りの感情はいつの間にか鎮められ、穏やかな静かな心持ちを取り戻せるように思っています。
法的なトラブルに見舞われたとき、どういう方針で動き出すかということを考える大前提として、目には見えにくいけれど、自分がどう感じていて、どうありたいと思っているのかを知ることはとても大事なプロセスだと思います。
しんどい立場に立たされているとき、これをすべて自分でやろうとすることは大変なものです。
弁護士として、怒りの陰に隠れた思いを一緒に探すお手伝いもできればと思っています。
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