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「この週末、ワンオペでしんどい」に思ってしまったこと
私は、たぶん、日本でトップ10に入るレベルで心が狭い人間だと自認しています。
そんな心の狭さのエビデンスとなるエピソードは山ほどあるのですが、その中のひとつが、知人から「この週末、旦那が出張でいないから、ワンオペなんだよ。しんどい。絶対無理」と言われたときに胸がざわつくこと。
類似の事案としては、また別の知人が、「最近、旦那が仕事忙しくて、子どもと、母子家庭みたいだよねって言ってんのよ」と言っていたのに対し胸がざわつくことも挙げられます。
私もわかっているつもりではあるのです。
彼女たちは、とても大変なんだろうということ。
そして、彼女たちが、ワンオペだの母子家庭だの言っていることと、私自身は何も関係がないのであって、そんな発言で、気持ちがかき乱されるべきではないということ。
でも、こういった発言を聴くと、反射的に、「週末旦那がいないくらいで、何が『無理』だよ。そのレベルでワンオペとか言ってんなよ」「旦那が仕事忙しいくらいで、母子家庭とか軽々しく言ってんなよ」なんて、口汚く(あくまでも心の中で)ののしってしまう。
そんな自分の怒りのような感情を掘っていくと、要は、「こちとら常にワンオペ、母子家庭なんだよ。それでも、自分で選択したことだから、黙って歯食いしばってやってんだよ。その大変さも知らないくせに、そのレベルで、軽々しく、本家と同じ大変さみたいなこと言うな」みたいな感情が隠れていることに気付かされます。
本家って。
こうして自分の本心を掘っていくと、私自身も、自分以外の人たちの置かれた立場など全く知らないままに、「誰よりも自分が大変なのに」という大前提に堂々と立っていることに気付き、とてつもなく恥ずかしくなります。
なんて勝手なんだろう。
そう、心が狭いことは間違いない事実なのだけど、この件に関しては、心が狭いというより、結局、自分基準でしか物事を見ることができていない未熟さというか、本当の意味で相手の立場になりきれていないというか、「自分が一番大変なのよ」みたいな被害者意識の塊になっているというか、そんなものがおおもとにあるのだろうな。
それらの知人の大変さというものを、私は、自分から見えている範囲でしか理解していないわけで、彼女たちが、もしかすると、私には知らないところでいろいろな事情を抱えて本当に苦しい時間を過ごしているかもしれないのに、そういう見えないところに思いを致さず一方的にジャッジしてしまい、さらには一方的に怒りの感情を抱いている。
われながら、本当におそろしいことだと思います。
年を重ねてもなお、なかなかに伸びしろだらけの自分にやや呆れつつ、でも、ちょっと立ち止まって見ると、「ああ、私も、ふだんはあまり自覚してあげられていないけど、結構しんどい思いをしているんだな。その大変さを『大変だ』ということもできず、一人闘っているから、余裕がなくなってしまい、こういう思考になってしまうのかもな」とも思うのです。
たまには自分に対して優しい言葉をかけてやることで、もしかしたら、人に対しても優しい心持ちで接することができるのかな、などとも思います。
もしかしたら、離婚を考えたり、その他、トラブルに巻き込まれたりしているとき、周囲のふとした一言に、いつもだったら何も思わなかったような場面でカチンときてしまうなんていうこともあるんじゃないかなと思うのです。
そんなときは、そのお相手に矢印を向けるのでなく、自分にそんな感情を抱かせてしまったものはなんなのか?と考えてみたり、もし、余裕がなくなってしまっている自分に気付いたら、肩の力を緩める方法を考えてあげたり、というのもいいのかもしれません。
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