株式譲渡

株式譲渡は売り手が買い手に株式を売却する手法で、売買、贈与、相続の3つの方法で行われます。
一般に、株式譲渡は比較的手続きが簡単で迅速に完了できるため、中小企業のM&Aでよく用いられます。
このM&A(社外承継)のメリットは親族内と従業員に後継者がいない場合であっても、外部の第三者に事業を承継することで事業の廃業を回避することができることにあります。

さらに、M&Aを利用して買収する主体である企業は、一般にはマネジメント体制が確立していることから経営に関するノウハウを教育する必要がなく、業務の引継ぎを中心に行うだけでよいケースが多いです。
もっとも、株式譲渡では、対象会社の全事業が承継されるため、簿外債務・偶発債務が存在する場合にはそれらも併せて承継されてしまいます。そして、すべての事業が価値を有しているとは限らないことから、株式譲渡を行うための買い手が見つからない可能性があります。また、オーナーが負担する個人保証・担保の引継ぎ等について考慮する必要があります。

さらに、簿外債務や現経営者が認識していない偶発債務等も含めて承継される点や株式の売却価格が時価と比較して著しく低い場合、時価で売却されたとみなされて譲渡所得課税を受けるおそれがある点(みなし譲渡)等には十分に注意を払う必要があります。

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